ご連絡差し上げた次第ですの意味とは?正しいのか分かりやすく3分で解説

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「これらが連絡した理由です」と言う意味で、敬意が払っている表現です。

 

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「これらが連絡した理由です」の具体的な使い方

「ご不在のようでしたので、ご連絡差し上げた次第です」

不在だったという理由を説明した後、「・・・・と云うような訳で連絡した」という使い方をします。

 

「ご連絡差し上げた次第です」の敬語と謙譲語

ビジネスで目上の人と会話において、

  • 敬語:相手を上の存在として、敬意を払う言葉
  • 謙譲語:相手よりも自分をへりくだって、敬意を払う言葉

の二種類あります。

 

「ご連絡差し上げた次第です」は以下の集合体になります。

  1. ご連絡 = ご(敬語)+連絡
  2. 差し上げた =「あげる」「与える」の謙譲語
  3. 次第です = 次第 + です(敬語)

ここで「次第」とは、「物事がそうなった理由。事情。いきさつ」を意味しています。

 

「ご連絡差し上げる」は二重敬語でなく正しい表現

一生懸命に丁寧な表現を使おうつもりが、かえって、ぐじゃぐじゃになった記憶はあるでしょうか。

二重敬語とは、敬語を多重にかけてしまい、不適切な敬語表現です。

 

以下が、二重敬語の例です。

×:ご覧になられますか?
○:ご覧になりますか?

 

上記の例から、「ご~差し上げる」も、二重敬語のように思えますが、正しい表現です。

謙譲語に「ご+差し上げる」という一般的な形があるためです。

 

「ご連絡差し上げた次第です」のバリエーション・その他の使い方

以下も同様の類義語となりますので、ご利用ください。

  • 「ご連絡差し上げます」
  • 「ご連絡いたします」
  • 「ご連絡申し上げます」
  • 「ご連絡差し上げるかと存じます」
  • 「お尋ねを申し上げた次第です」