サンガツとはお礼・感謝を表すスラングです。
「サンキューガッツ」の略称である。
※ひらがなの「さんがつ」、漢字の「三月」ではないです。
厳密には、
- 「ありがとう聖人！」
- 「ありがとう小笠原道大！」
※ここでは、サンガツ(Sangatsu)というバンド名のことではありません。
ネットスラングとしては珍しく、良い意味を表していますね。
サンガツライトとは車のマナー：サンキューハザード
車が走行中に車線変更をする時に、入れてくれた車に対してハザードを数回チカチカとたいて「ありがとう」とお礼を言うマナーです。
※本来はサンキューハザードと言われています。
ドリカムの未来予想図の歌詞に、ブレーキランプを５回点滅させ「あいしてる」の合図を送る。
それに近い表現ですね。
サンガツの元ネタは日ハムの「小笠原道大」選手を称えて
元ネタは2chにおけるなんj民(なんでも実況板ヘビーユーザー)が発祥。
野球ch（野球関連板）からの住人の流入により、野球ネタが非常に多いのが有名。
そこでは、日本ハムファイターズ（他、読売ジャイアンツ・中日ドラゴンズ）出身の「小笠原道大」選手を「ぐう聖」（ぐうの音も出ないほどの聖人）として尊敬されており、愛称「ガッツ」として親しまれていた。
2chでは言い争いが多発する傾向で、まともなレスをするだけで聖人扱いをされる傾向がありました。
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そこで、聖人＝「小笠原道大」ということで、小笠原選手のAA（アスキーアート）が親切なことを教えてくれるキャラクターとして登場
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教えてくれた「ガッツ」にお礼をいう流れ。
小笠原道大さんの選手時代はこの意味で使われることも多かったですが、今は少ない。
現在では、単に親切な行為をしたユーザーに対しての感謝の言葉として「サンキューガッツ」と書き込まれることが多い。
なぜ小笠原道大選手の愛称は「ガッツ君」なのか
元々「ガツガツ」いく性格で、他の選手から「ガッツ君」とあだ名を付けられていたそう。
指を骨折したままホームランを打つなど「ガッツ」を世に知らしめた。
※ちなみに「ガッツポーズ」は、プロボクサーのガッツ石松さんから生まれた。
有名な使い方の例：「かわE」の反対ってどうやって出すんや？
以下が元ネタらしく、ここから「サンガツ」が流行ったようだ。
匿名A：「かわヨ」（かわEを変形させたもの）
匿名B：「そのEの反対ってどうやって出すんや？」
匿名A：「よをカタカナで変換してみ？」
匿名B：「ヨ」
匿名B：「はぇ～サンガツ」（へー！ そういうことか！参考になったわ！ ありがとう！ ）
「サンキューガッツ」はもう古い！？
最近では「カッス」と呼ばれることもあり、「サンキューカッス」と書くこともある。
カッス＝カス＝クソ野郎
みたいな意味なので、感謝と誹謗中傷がごちゃ混ぜになっていますが、そこが2ch用語らしいですね。
また、「サンキューイッチ」は「イチロー選手」への感謝の言葉です。
2ちゃんねるで新しいスレッドを立てて、初めてコメントをした人に対して「スレ立ててくれてありがとう」という意味で使われています。