蝦・海老・鰕の違いとは?エビの種類での使い分け方を分かりやすく1分で解説

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蝦・海老・鰕はそれぞれ「エビ」と読みます。

同じエビですが、全て同じものを指しているのでしょうか?

 

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蝦・海老・鰕の違いと使い分け方

エビには大きさでカテゴリー分けされています。

  1. イセエビなどは大型
  2. クルマエビなどは中型
  3. アミなどは小型

 

エビによる漢字の分け方は以下です。※中間タイプはどちらにもなり得ます

  • 小さくて泳ぐタイプなら「」(shrimp)
  • 大きくて歩くタイプなら「海老」(lobster)

 

蝦・海老・鰕の由来と語源

エビという漢字は「蝦」(虫へん)で、「鰕」(魚へん)と言う字もあります。

 

古くは「蝦」はヒキガエル(ガマ)に用いた字。

魚へんの「鰕」がエビの本来の字です。

エビが魚であるのはおかしいと感じた人が、魚へんではなく虫へんに改めたと考えられています。

その証拠に、中国語では未だに「蝦」を基本としています。

 

また、葡萄(ぶどう)が語源でもあるようです。

「エビは其(そ)の色の葡萄(えび)に似たる」より。

 

「海老」は長寿の意味で、日本独特の書き方

エビには「海の翁(おきな)」という異称があります。

髭が長く、背中が丸まっているのを「老人に似ている」と考え、めでたいものとして、祝い事の席でエビが登場します。