探求と探究の違いとは?好奇心についても分かりやすく3分で解説

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  • 探求とは、物・事を手に入れるため、探し求めること。
  • 探究とは、物・事を解明すること。

 

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探求と探究の意味の由来

探究と探求の違いとは、「究める」(きわめる)と「求める」の違いです。

 

究める:これより先はないというところまで行き着くこと。

  • 究明
  • 究理
  • 学究
  • 研究
  • 攻究
  • 考究
  • 探究
  • 追究
  • 討究
  • 論究

 

求める:手に入れようとすること。

  • 求愛
  • 求刑
  • 求職
  • 求道
  • 希求
  • 請求
  • 探求
  • 追求
  • 要求
  • 欲求

 

探求と探究の日常会話での使い分け方

  • 探求は「求める」だけにとどまっている
  • 探究は「真理を見極めよう」とする

という違いです。

 

物事の深み・本質に届くかという意味では、以下の関係となります。

探究 > 探求

 

探求と探究の具体例

  • 探求とは、行為・行動が重要
  • 探究とは、態度・向き合う姿勢が重要

 

探求:

  • 「秘境を探求する」
  • 「事故の原因を探求する」

 

探究:

  • 「宗教の本質を探究する」
  • 「真理の探究」

 

※意味は似ているので、「人生の意義をたんきゅうする」などはどちらでも良い場合もある。

 

好奇心との境界線は?

好奇心とは、変わったもの、珍しいものに惹かれる心です。

 

順番としては、

  1. 好奇心から、和服に興味を持った
  2. 探求心から、和服店を巡り巡った
  3. 探究心から、和服の普及のために、同好会を立ち上げた

となります。