昏いの読み方とは?暗い・冥い・闇いとの違いも分かりやすく3分で解説

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宇宙戦艦ヤマトのアニメにも出てくる「昏き」という言葉。

昏きとは「くらき」と読みます。

元々、小説など文豪も使っていた言葉です。

それが、そのカッコイイ言葉のニュアンスから、今やオタクを中心に好んで使われています。

(いわゆる中二病)

 

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「昏い」の意味は薄暗い

昏い(くらい)の意味は、暗いです。

しかし、真っ暗でなく薄暗いイメージ。

黄昏(たそがれ)時の若干赤みのある夜。

「昏い」は光が弱くなるものの、何も見えなくなるほど暗くありません。

 

「昏き」の語源・由来は「嫁入り・結婚」

昏す(こんす):「目が暗くなる様」を意味しています。

他にも、昏れ(くれ)と読みます。

古代、暗くなってから嫁入りする風習があったことから「結婚」の意味もあります。

なので、「婚」の漢字は「女+昏」ですね。

 

「昏」を使った単語

  • 昏酔
  • 昏睡
  • 昏迷

このように、意識を失うという意味もあります。

 

「昏い」「暗い」「冥い」「闇い」の違い・レベル感

暗さレベルは、

「昏い」が一番軽く、

「闇い」が一番暗いです。(真っ暗・暗黒・漆黒)

 

「昏い」<「暗い」<「冥い」<「闇い」

 

「冥」:死者の国・あの世・冥府を表します。

「闇」:光の対極。宇宙的な虚無。ブラックホールです。

 

不安を表す時に、「暗い気持ち」としますが、上記の関係から

  • 「冥い気持ち」
  • 「闇い気持ち」

と表します。(あまり日常で使いませんが)