椛とは、「もみじ」と読みます。
「紅葉」と同じです。
また「椛」は「かば」とも読みます。
「椛」は「樺」と同義語。
「白樺」(しらかば)の「樺」です。
【人気ランキングトップ】子供に「椛」という名前付け
「椛」という名前は、2013年~2014年ごろにとても人気が出ました。
最終的には両親の判断となりますが、その妥当性について検証します。
「椛」自体はすごい可愛い名前で好評
- 植物の名前は人気がある
- 単漢字が素敵
- 秋生まれにちょうど良い
- 花のように葉が色づくと言う意味
- 字画数=11画(流派により12画)
から、比較的に良い評価が見られます。
しかし、難点があるとすれば、読みにくいこと。
「椛」とは、国字(日本で作られた漢字)で学校では習いません。
となると、まず普通に学校教育を終えた方でも読めない方が多いということ。
書類だけでなく電話でも名前を伝える際に、お子さんが苦労される可能性は少しあります。
(どんな漢字でもあり得ますが)
もちろん、慣れれば違和感はないという意見もあります。
「カバ」(KABAちゃん)とからかわれるので「紅葉」の方が良い
「椛」の字は「かば」と読めることから、思春期の多感な時期に
「おまえ、KABAちゃんだ~」
とからかわれるのではないかとの可能性あり。
ですので、「紅葉」(もみじ)の方が良いとの意見。
「紅葉」なら、中学生であれば読める上に、女の子っぽい名前のニュアンスがあります。
一方、「椛」は字面が男っぽい印象に。
いっそのこと、平仮名「もみじ」が安定
人により、意見は様々です。
女の子なら、ひらがな「もみじ」が一番という方も。
【批判必至】当て字はキラキラネームになる可能性大
漢字が読めない=キラキラネームと言われて、昨今話題になっています。
特に、無理やりな当て字は人によって、嫌悪感を抱かれることも。
漢字に込められた大切な意味や雰囲気を壊す可能性もあります。
- 「椛」⇒「かば」⇒「か」
例:一椛(いちか)
- 「椛」⇒「もみじ」⇒「も」
例:椛蒔(もみじ)
- 「椛」⇒「???」※当て字ですらない…
例:椛(いろは・こころ・はな・もか)
植物の漢字は縁起が悪い!?
植物の漢字は寿命が短いことから、あまり使わない方がいいと、姓名判断的には言われています。
植物や花は枯れるからダメと、縁起をかついでそう思う人も結構いるようです。
ただ、物は考えようです。
植物は、来年もまた咲くので縁起は悪くないと解釈もできます。
人それぞれです。