「お加減いかがですか」とは、体調を崩した目上の人を気遣う意味を表しています。
「お加減」とは体調の度合い
温度や料理などの度合いを確認するときに、以下のように言います。
- 「塩加減はどうですか」
- 「お湯加減はいかがですか?」
このことから、体調の度合いについても「加減」と表します。
「ご加減」は正しくない表現
「お加減」は正しく表現ですが、「ご加減」は正しくないです。
話し言葉では、どちらも似ているため問題ないですが、書き言葉の場合は気を付けましょう。
「加減」は「具合」「調子」に変えても良い
以下は「お加減は如何ですか」の類義語となります。
- 「その後、お身体の具合は如何でしょうか?」
- 「あれから、お身体の調子はどうですか?」
体調に配慮することはビジネス上のマナーの一つです。
ただし、相手が健康だろうが関係なく、やたら聞くのは無神経となります。